こんにちは。平間稔啓です。
こっそり、かつひっそりと告知していました就活リアルイベント『会って話そう』ですが、ご案内の2020年7月29日(水)に開催し、無事に終了しました。
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このイベントのきっかけとなったのは、企業と学生の「やっぱり会って話したいよね」という声。コロナの影響で、就職活動も採用活動も3月以降中断。その後はオンラインでの選考。中にはオンラインのみで内定まで出す企業も。
すでに内定をもらっている学生からは「一度も会わずに内定を出されて、“承諾してね”って難しいです」という声があり。
「まだまだこれからも企業を回りたいけど、やっぱり会って話すことで雰囲気や感覚を感じたい」と話す未内定学生も。
そこで、私が共同主催している『中小ベンチャー企業のための人材開発研究会(=略称:ひと研)』の会員に声をかけたところ、ITベンチャー数社が協力してくれるとのこと。
某大学の就活講座(トップアップセミナー)の受講者に声をかけ、『会って話すそう』を実施することにしました。

事前に申し込んでくれた学生は7名。
(追加で1名「当日参加できないので次回の案内を希望」と)
当日来てくれた学生は6名。
“え? 欠席は1名だけ?”と私が驚く始末。
それだけこういう場を求めていたのかな、とも思います。
参加申し込みをしてくれた人には、事前に“こんな感じの感染対策をします”とは伝えていました。
それが、
①会場に入る手前での、検温の実施
→37.5度以上の熱のある人は参加できないようにします
②会場入口での、消毒の実施
→亜塩素酸ナトリウムでの消毒(アルコール、次亜塩素酸より除菌効果が高い)
③会場に入るタイミングでマスクケースの配布
→それまでつけていたマスクをケースにしまっていただきます(併せて再度除菌)
④会場に入るタイミングでフェイスシールドの配布
→一人にひとつずつ新品をお渡しし(着用し)、飛沫を防ぎます
⑤会場内ソーシャルディスタンスの確保
→参加者同士ならびに企業と学生の距離を一定に保ちます
⑥ブース移動ごとに、テーブルの除菌
→テーブルを挟んで話しますが、移動ごとに亜塩素酸ナトリウムで除菌します
⑦会場内は常に換気し、滞在時間を2時間以内とする
→空気が滞留しない空間での15時開始、17時終了
というもの。”人との接触を減らす”というより、どれだけ”感染リスクを減らす”ことができるかが大事なので、徹底しました。
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15時前には全員集合。
2分早いけどオープニング。
簡単に流れを説明し、企業からの一言スピーチ。
で、さっそく『会って話そう』がスタート。
飛沫感染を防ぐアイテムとしてはマスクが一般的だけど、いかんせん顔が半分隠れてしまう。なので今回のイベントでは企業も学生もフェイスシールドを着用して行いました。
やはり顔が見えると違います。
5つのテーブルに参加者が6名。
各テーブルあたり1名(1テーブルだけ2名)だったので、じっくりゆっくり自分が聞きたいことを聞けるイベントに。
20分ごとに各テーブルを回るようにスケジューリングしたんですが、同じ質問・相談でも企業や担当者によって意見が違うことも(当然といえば当然ですが)。
さまざまか角度から意見やアドバイスをもらって、参加学生もずいぶん満足していたように思います。
テーブルチェンジの際は、毎回テーブルを除菌。
感染対策は徹底。
あっという間の2時間が過ぎていったのでした。
参加者からは、
「『会って話そう』に参加させていただき、ありがとうございました。
社会人の方と話す機会がなかなか持てない中でこうした場を作っていただいて、大変貴重な時間を過ごすことができました。
選考が前提だと質問したくてもできないことが多かったのですが、今回はそういうことなく聞きたいことを聞くことができたので、他にはない機会に感謝しています。
話す、悩みを相談することを目的としたイベントはないのでまた開催してくださると嬉しいです」
という声もいただきました。